甘い成熟の誘惑 4
「超LSIの時代」に入り、ミニコンピューターやパーソナル・コンピューターが登場してくると、ハードウェア販売企業にとっては量産・量販体制が不可欠となり、従来大型・中型に依存していたIBMにとっては、乗り越えなければならない困難なハンディキャップとなりました。
IBMは現在もなお、工場のオートメ化、ロボット化を進めてコストの引き下げをはかっています。
営業も現在10%は外部に依存しており、近く30%になるといいます。
また部品供給の外部依存も高まり、1983年には自製とほぼ同量を外注しています。
・・・しかし、将来のIBMにとってもっと重要なのは、コミュニケーション分野への進出です。
産業革命がますます進行して、これまで細分化されていた既存産業の壁は、大幅に打ち壊されつつあります。
その最も著しい事例は、コミュニケーションと情報処理産業の連結です。