その一つは堅気の暮しを大幅に踏みはずして世の中の裏街道で暮す「ヤクザ」です。
正業をもたず堅気に寄生して暮すヤクザは軽蔑して遠ざけるのが堅気の賢明な対処方法です。
静岡県浜松市海老塚地区の住民が地元の暴力団山口組系一力一家を相手取り組事務所使用禁止訴訟を起こすなど・・・
3年越しの追放運動をつづけ、ついにこのヤクザを立ち退かせることに成功した例は、堅気住民の行動をよく示しています。
乱調型の第二は堅気の暮しからずっこけてしまうタイプで、色事、賭け事などの遊興に熱中する「軟派」です。
一櫻千金もあればスッテンテンもあり、道ならぬ恋のスリルもあれば刃傷沙汰もあり、なかなかドラマに富んではいそうですが、堅気からみれば手堅いまともな暮しとはいえません。
なにしろ軟派な暮しには資金がかかり、家産を傾けたり、サラ金地獄への転落の早道の一つとなりうるのです。
軟派も過ぎれば堅気のひんしゅくを買い信用を失うでしょう。
たまに、自治体職員のなかにもこのタイプが出てきて公金に手をつけ新聞をにぎわせたりすることがあります。
これに対して第三のタイプとして、堅気の暮しの基本は守りつつも、堅気の暮しから一歩あゆみ出ようとする人びとがいます。
玄関から出た先のこと、世間のこと、他人様のことにも関心をもち、なんらかの言動を行おうとするタイプです。
そうした人びとを広く「有志」とよぶことができます。