自前主義と無償主義 3
ボランティア活動は、喜びと感謝の交流のなかに人と人が共に人間らしく生きようとするという意味で共存関係(「共に生きる」)の一つのあり方であるということができます。
それは一つの生活様式の選択です。
ボランティアが有志であるとはどのような意味であるかについてもう少し触れておきましょう。
いま正業をもち、目立たないが律義に真面目に、日々の暮しを立てている生活人を「堅気」とよぶことができます。
起伏の少ない日常生活をじっと繰り返している人びとです。
堅気の身上は、とくに他人様に役立つことを積極的に行わない代りに他人様の世話になったり、他人様に迷惑をかけたりしないことです。
とくに世間に顔向けできないことをしないということが大切な生活信条となっています。
この堅気の暮し方は、それなりに地域社会の安定と秩序に寄与しているといえます。
この堅気の暮し方を中心におき、堅気からみると、暮しに起伏がありそうだがどこか調子がはずれている、つまり乱調型が3とおり考えられます。